地下タンク(30立方メートル容量)に25立方メートルの排水を貯留、1.5kwの攪拌用ブロワーを設置。25立方メートル排水に対して7000mg/l(0.7%)の濃度で本液を180L投入し、3日間エアー攪拌する。
攪拌終了後、12立方メートルの排水を本工場廃水施設に投入。その後施設に影響なく順調に完了した。
今までは、含油排水3立方メートル投入で曝気槽の黒色変化という処理水の悪化があった。しかし本液を投入して攪拌した排水を12立方メートル投入しても、その後の施設の悪化は見られなかった。
この事は施設が長時間標準活性汚泥法〈好気性菌による微生物処理〉であることから、微生物分解が良好という事の証明になった。