濃度:ppm(mg/l) | 検体① | 検体② | 検体③ | 検体④ | 検体⑤ | 検体⑥ |
n-Hex値 (ノルマルヘキサン抽出物質) |
26,800 | 10,000 | 870 | 570 | 350 | 155 |
COD値 (化学的酸素要求量) |
5,340 | 1,910 | 240 | 110 | 57 | 25 |
BOD値 (生物化学的酸素要求量) |
6,320 | 2,250 | 250 | 120 | 46 | 20 |
アースクリーンは、水で希釈する事によりその分散効果を発揮します。希釈水は、河川水、海水、泥水、軟水、硬水を問いません。
グラフでもお判りの通り、洗浄後水を流せば流すほど、洗浄成分や油分は分散・希釈され、粒子間距離が拡大し油の物性を失わせるのです。
つまり、河川のように多量の水と洗浄水が出会う事によって分散化が促進され、最終的に微生物により分解(生分解)が行われます。
試験でもお判りの通り、原水BOD 6.320ppm、COD 5.340ppm、n-Hex 155ppmとなりましたが、河川水の場合はより多量の水で希釈されることから、検出不能と言う範囲まで下がってしまいます。
この事にから、数多くの実績にもありますように、河川での油紋の発生や油分の再浮上・再結合、これらの現象による固化等がおきないことが解かります。