ABS(アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム)、LAS(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム)、リン酸塩、ヒ素、重金属、メチルアルコール、蛍光増白剤などは自然界への汚濁負荷となる事が明らかにされております。
中でも、ABSやLASは人体に大きなダメージを与える物質として、医学界でも危険視されています。
ABSは多摩川の泡公害の例などからほとんど使用されなくなりましたが、一部アメリカの製品にはまだ混入しているのを見受けられます。
ヒ素はPRTR法(人体、生態系に有害な特定化学物質としてその使用を規制する法律)で特定第一種指定化学物質に指定されている(物質番号252)危険物質です。
リン酸塩は環境負荷物質として、閉鎖水域での赤潮、アオコなどの発生原因物質として水質汚濁防止法でも厳しく規制されている物質です。
洗剤にリン酸塩を混入すると、汚れ落ちが良いので大手洗剤メーカーが多量に使用していました。その結果、琵琶湖がアオコで飲料水として取水できないほどに汚染されてしまったのです。
滋賀県では県条例で有リン洗剤使用を禁じております。
重金属についてはすでにお判りの通り、有害物質として水質汚濁防止法で最も厳しく規制されている物質で、鉛、六化クロム、水銀、PCB、カドミウム、シアン、リン及びこれらの化合物のすべてが対象となっております。
メチルアルコールは浸透剤として使用されることがあるといわれておりますが、本剤が体内に吸収されると視力の低下、失明を招き内臓疾患を引きお越し死亡する場合もあります。
蛍光増白剤は市販の洗濯洗剤に含まれており、洗濯物を白く見せるための染料ですが、何度濯いでも落ちず皮膚呼吸から体内に吸収され、アトピーの原因物質と言われています。
これは明確に確定している現象ではありませんが、アトピーの専門医師の間ではそのように言われています。故に当社では「疑わしきは使用せず」のコンセプトに基づき使用しておりません。
洗剤は、直接人体に接すると同時に、誰でも簡単に使用できその結果として自然に対する負荷は大きなものがあります。ですからメーカーも使用者も共に慎重に選び使用しなければならないと考えます。
健康に、そして美しい自然の中で生活するには、日頃の何気ない事に常に気を使って生活しなければならないと考えています。
当社が製造・販売している油分散洗浄剤「アースクリーン」及びその関連商品の全てに、環境ホルモン物質と言われる下記の物質は一切含まれておりません。
※下記の表には、法律に基づく使用禁止物質、農薬登録失効物質、国内販売実績無しの物質は予め掲載して
おりません。
但し、DDT、PCBなど一般的に知られている物質については記載しました。
農薬・殺虫剤原料 | 2,4-ジクロロフェノキン酢酸、アトラジン、アラクロール、シマジン、ケルセン、マラソン、trans-ノナクロル、カルバリル、メソミル、トリフルラリン、DDT(DDE,DDD)、PDT、マンネブ、メトリブジン、シペルメトリン、フェンバレレート、ペルメトリン、ジネブ、ジラム、エンドスルファン |
エステル類 | フタル酸エステル、アジピン酸エステル |
すず及び化合物 | ジアルキルすず化合物、トリフェニルすず(TPT)、トリブチルすず(TBT)、その他有機すず化合物 |
フェノール類 | アルキルフェノール(4-オクチルフェノール、ノニルフェノール等)、ビスフェノールA、2,4-ジクロロフェノール |
工業用フタル酸塩 | フタル酸ジ-2-エチルヘキシル、フタル酸ブチルベンジル、フタル酸ジ-n-ブチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジペンチル、フタル酸ジヘキシル、フタル酸ジプロピル |
金属類 | カドミウム、鉛、水銀(有機、無機共) |
その他 | ダイオキシン、ポリ塩化ビフェニール(PCB)、ポリ臭化ビフェニール(PBB)、ベンゾ(a)ピレン、オクタクロロスチレン、ベンゾフェノン、4-ニトロトルエン、スチレンダイマー、スチレントリマー、n-ブチルベンゼン、アジピン酸ジ-2-エチルヘキシル、エストラジオー、タモキシフェン、エストロゲン |