静置した場合と水が流れている時とでは、加水分散効果はどのように異なりますか?
- 「加水分散」とは、水を流入し続けること(希釈)で微細化した油同士の距離が離れ、再凝集しにくくする事です。静置した状態では、水の流入がありませんので時間経過と共に微細化した油が浮上してしまいます。
- これに対して、流水による加水分散を行った場合、微細化された油は水が流入し続ける事により、流れ出る水と共に排出されます。微細化した油が河川に放流されれば、更に粒子間距離が広がり、再凝集しにくくなるので、微生物が分解しやすい状態になるのです。